


船舶などからの流体荷役(ローディンシステム)に活躍する機械装置を「ローディングアーム」と呼びます。TBMの前身である東京貿易商会は、1955(昭和30)年に世界初の全鋼製ローディングアーム開発メーカーである米国チクサン社(現FMC Technologies)の総代理店となり、他に先駆けてローディングアームの取扱いを開始しました。1959(昭和34)年には㈱新潟鉄工所(現在のニイガタ・ローディング・システムズ㈱)とチクサン社との技術提携を仲介し、国産化しました。以来、石油・石化製品、高圧ガス、その他の特殊流体など、高温から極低温に至るあらゆる流体の安全荷役に貢献しております。
海上用(マリン)ローディングアームは、1956年に米国チクサン社によって初めて実用化されました。船舶からの流体荷役はそれまでゴムホースが主流でしたが、ホースの延長や折り曲がりを心配することのないローディングアームは、荷役作業の安全性や効率を大きく向上させ、荷役が困難な条件下でも円滑で速やかな作業が可能になり、今日では世界中の港湾で多くのタンカーの荷役に使用されています。当社が提供するマリンローディングアームは、小型船から大型タンカーまで対応し、LNG(-162℃)のような極低温から溶融硫黄(120℃)やアスファルト(180℃)のように凝固点の高い物質まで、また硫酸や苛性ソーダ、固形物を流体と混合して送るスラリー輸送の荷役にも使用可能です。
当社が納入したローディングアームは設置後、約半世紀を経た今もなお第一線で活躍しているものもあり、卓越した性能と耐久性を実証しています。
メインカウンターウエイトとサブカウンターウエイトからなるシンプルな構造で、どのような姿勢においてもバランスを完全に保ちます。少人数での手動操作が可能でメンテナンスも簡単に行なえる構造になっており、海上用ローディングアームとして最も広くご採用いただいている機種です。
◎口径:80A~300A(3B~12B)
◎対象タンカー:100〜10,000DWT
主に中・大型船の荷役に使用されるローディングアームです。RCMAは1つカウンターウェートでインボード・アウトボード両方のバランスを取る構造になっており、過去の大型ローディングアームに比べて重量が軽いという長所があります。
緊急離脱装置や無線操縦装置、油圧カップラー、カートリッジ式ジョイントなどオプション装備を組み入れてカスタマイズすることで、お客様の目的に則した最適なシステムを構成できます。
◎口径:80A~300A(8B~24B)
◎対象タンカー:3,000〜500,000DWT
海上用ローディングアームの先端部に装着されて、油圧駆動で速やかにタンカーフランジへの接続・切離し作業を行います。無線操縦装置と併用でき、接続作業の省人化、迅速化、省力化に貢献します。
ローディングアームに装着された角度センサーにより、アームの先端の位置情報や動き、タンカーの繋船状態などをPCの画面上でリアルタイムに表示。荷役作業の安全管理をサポートします。

装置の製造元であるニイガタ・ローディング・シズテムズ(株)が、プラントの点検・修理とともに、技術指導、部品販売などアフターサービス全般を承ります。修理や部品交換には、精度と機能に優れた純正部品と機材を使用。定期的な点検整備と純正部品の使用こそが、機械を長持ちさせる秘訣です。
| ローディングアーム設備工事の主な流れ | |
|---|---|
| 1 作業計画 | 工事仕様書に基づいて事前に各種許可証、証明書等の手続きを済ませる |
| 2 作業準備 | 工具、部品を準備し、作業範囲を確認、区域を確保する |
| 3ローディングアーム 点検整備 |
・足場組み立て ・機構分解 ・点検整備実施 ・非破壊検査 ・塗装工事 ・気密試験 ・作動試験 |
下記のサービスを提供しております
| 修理対応 | 緊急補修のご要望にも速やかに対応させて頂きます。 |
|---|---|
| 点検・整備 | 責任施工体制を自負。メンテナンスのご相談は最寄りの営業窓口へどうぞ。 |
| 技術指導 | 新規導入や定期点検・工事の際には「技術指導員」を派遣。お客様のもとへの出張トレーニングも承ります。 |
| 部品販売 | スペアパーツは部品センターから直送。工場直結のスピードと信頼をお約束します。 |