

陸上用ローディングアームは、タンクローリーやタンク貨車などの荷役において、安全かつ迅速に流体を積込む・下ろすために使用される流体荷役装置です。海上用ローディングアームと同様に低温から高温、特殊流体に至るまで対応が可能です。
陸上用ローディングアームは対応する流体の種類や性質によって荷役方法が異なります。
| 荷役方法 | 荷役位置 | アーム形式 | 解 説 |
|---|---|---|---|
| オープン | トップ | TS、VRA | タンクローリーもしくはタンク貨車の上部ハッチを開放したまま、積み込む方法です。短時間に大量の荷役が可能で特に石油・ケミカル類の荷役に多く採用されています。 |
| クローズド | トップ | SB、CB | 外気に触れず密封状態で荷役します。加圧されたり毒性を有する流体の荷役に適しています。タンクローリーの上部から荷役するの(トップ)と、 下部から(ボトム)の2種類の方法があります。 |
| ボトム |
大規模な石油基地において、多量の石油製品を速やかに荷役するのに最適なタイプ(TS形)や、ガソリンの荷役時に発生する揮発成分(VOC)を大気中に放出することなく回収するベーパーリカバリーアーム(VRA形)、LPGやアンモニアの荷役に適した(SBLA形)など、用途に則した製品を取り揃えています。
◎荷役流体:石油頬、ケミカル類等

出荷装置の故障や誤操作によって、タンクローリーから流体がオーバーフローするのを未然に防ぐ、動力源不要の安全装置です。通常は手動操作による開閉弁として使用できます。
加圧されていたり、毒性を伴う流体の荷役に使用されます。ローディングアームの接続にカップラーを使用しているため、脱着が容易です。
アスファルトのように溶解温度が高く常温で凝固しやすい流体は、高温を維持するために、ローディングアームを二重構造にしたうえ、スチ-ム加熱を行いながら荷役します。
◎荷役流体: サルファー(硫黄)やアスファルト(土瀝青)、フェノール(石炭酸)など